蛇足

蛇足

まぁ、後は全くの蛇足ではありますが・・・
前回の記事を見て意地の悪い人はこう言うでしょう

『でも企業が売っているCBDオイルにTHCが含まれている可能性は否定できないじゃないか』 と

そういった可能性を否定できないのは確かだと私も思います。
ですが、だから違法で持ってると・使うと犯罪だ、というのは随分と飛躍した話ではないでしょうか?
そもそも、企業がそんな物を不特定多数の人に売るメリットがどこにあるというのでしょう?
依存させるため?
違法な手段で入手したというならともかく
合法的に買ったはずの商品でトリップしちゃあ、素直に警察に相談する人だっているでしょう。
また、トリップ出来ちゃうような濃度でTHCが含まれてるなら、こんな『安値』での販売はそれこそありえないのでは?
当然輸入のリスクは高く、おまけに、THCの依存性自体も実はたいしたこと無いと来ます。
そもそもそこまで行ったらもう、流石に『CBDオイル』とは分けて考えるべきでしょうよ・・・

どう考えても、私にはメリットが思いつきません。
それでも可能性は否定できない、と言われればその通りですが
では、仮に買い求めたCBDオイルにTHCが含まれていたとして。
即刻、犯罪者です、逮捕です、なんてシナリオが本当にありえるのでしょうか?
濃度にもよるのでしょうが、販売した企業がお仕置きやお叱りを受けるのは、まぁ分かります。
その企業の被害者であるはずの顧客が、犯罪者?逮捕される?

相当無理筋なのでは?

無理を通せば当然反発も起こります。
場合によっては話が大麻の扱いそのものにも飛び火しかねません。
結果『そもそも大麻って本当に悪い物なの?』みたいな論調だって大きく広がり兼ねない訳です。
それは、大麻規制派には面白くない事でしょうね。
そして、大麻賛成派の立場であれば、世論を動かすにももっと違う手を使うでしょう。
CBDオイルを購入した顧客はどれ程の知識があるか分かりませんが
販売した企業は少なからず大麻に理解のある潜在的な意味での仲間なのですから。
事はそれだけに収まらず
世界中からも様々な反応が返ってくるのも間違い無いでしょう。
それが、警察の対応を褒める物であれ、批判する物であれ、とにかく大量に。

私なら、そんなクッソ面倒な事態は絶対にお断りです。

そんな極端な手を打たずとも、いくらでも落としどころは探れるのですから
普通はそうするでしょう。

それでも、可能性は否定できない!!!
と、言う方は本当になんなのでしょうね?
いや、確かに可能性は完全否定出来ないので嘘じゃあ無いんですが。
しかし、可能性が否定できないというなら、それこそかなりの物がそうではないでしょうか?
麻の実、ヘンプオイル等の麻製品は言うに及ばず
ありとあらゆる輸入品にTHCが付着・混入している可能性を誰が否定出来ますか?
いや、国内製品ですらその可能性は否定できないかもしれません。
日本にも産業用の大麻は存在し、その製品が出回っているのですから。
なんなら野生の麻だって存在します。

そんな状況で
THC混入の可能性が僅かでもあるのだから犯罪だ、とは幾らなんでも言わないですよね?
THCが含まれていたり付着していたりする可能性がある製品の中でも、原材料の問題で特に可能性を疑われるのは分かりますが
だからといって、一足飛びに犯罪者扱いはありえないでしょう。

CBDオイルで逮捕されるかもしれない、将来的に規制されるかもしれない
そういう指摘は、結局のところ

七味唐辛子持ってると逮捕されるかもしれない
お酒やタバコは将来的に規制されるかもしれない

レベルの話にしか過ぎないのではないかと思います。
脱法ハーブですら苦慮しながら法的な対策を進めているのですから
仮にCBDオイルが違法となるとしても、どう考えてもきちんと法整備を進めてからになると思いませんか?
ましてや、法整備が出来たからといってそれ以前の過去に遡及して処罰するような事はありえないでしょう。
でも、だからと言って態々THCが含まれるCBDオイルを買い求めたり、輸入するのは当然アウトです。

当然、それは違法として処罰されても仕方が無いでしょう。
薬効はCBD以外の成分でも変わってきますから、病によってはTHCが含まれていた方が効果高い
そういうケースもあると思いますが、日本で生活する以上はそれは諦めるべきだと思います。